お盆にご先祖様の供養をされる方は多いと思います。
本当の供養とは何でしょうか?
お供え物をして、線香をあげたり、お墓参り等をする事も、もちろん良いことだと思いますが、
それらは全て目に見える部分でしかありません。
今、私達は先祖からずっと続いて、この肉体を頂き、生活の環境を与えられています。
ですから、先ず自分が健康である事が大事です。
次に残された私達がお互いに仲良く、明るい家庭を作っている事が、供養と言えるのです。
もし、暗い所におられるご先祖様がいらっしゃったとしたら、私達のこの様な姿をみて、
生きておられた時の事を思い出されます。
自分の事ばかり考えて、心から人々に対して慈悲や愛を与えてこなかった事を反省されるでしょう。
この反省により、光が与えられ、明るい世界へと帰って行かれるのです。
そして、育てて頂いた両親に対しても、その愛に親孝行という報恩の行為が一番の供養になります。
残された私達が、健康で、美しい心で、明るい家庭を築いている。
それこそが最大の供養であると心に刻み、日々の生活を送らなければいけません。